東京海上日動火災保険は自動車保険「トータルアシスト」を8月1日から発売したが、わずか2カ月弱でその累計販売件数が100万件を突破した。保険自由化以降の自動車保険としては、業界最速での100万件達成である。ちなみにこれまでの最速は損保ジャパンの「ONE-do」で3カ月弱。
「トータルアシスト」は、より顧客の要望にあった商品を提供していこうというコンセプトのもとに開発した商品で、従来の「保険」に「アシスタンス」を融合させた新しい発想を取り入れた保険。「事故の防止」「事故にあったとき」「事故後のケア」のどの局面でもきめ細かいサポートをウリにしている。
「この考え方がお客様に評価され、共鳴してもらえた」と東京海上日動の広報部は話しており、これまでのリスク細分型の安い保険から顧客のニーズを幅広く網羅した保険へと自動車保険の流れが変わってきているのかもしれない。