ETCセットアップの累計は625万台

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道路システム高度化推進機構(ORSE)は、3月31日時点のETCセットアップ状況を発表した。それによると、ETCセットアップ台数の累計は625万3053台で、月計では55万8712台だった。

都道府県別に月計を見ると、東京都が8万5736台で相変わらずトップを快走、2位は大阪府で6万1338台、3位は愛知県で4万8760台、4位はサービス開始当初から昨年中ごろまで連続2位だった神奈川県で3万9245台だった。

累計では、東京都が100万台を突破し106万911台、2位は神奈川県で63万4491台、3位は59万6883台、4位は53万13台だった。

高速道路は年に数回しか利用しないというユーザーにどうETCを売り込んでいくかが今後の普及の課題になるだろう。ETCの購入・セットアップにはどうしても1万5000円前後の費用が必要で、それが高速道路をあまり利用しないユーザーがETCをセットアップしない大きな要因だ。

また、ETCを利用すれば、現金やハイウェイカードで支払うよりもお得であるということをもっと告知すべきだ。4月1日に2000件異常も発生したETCレーンでのトラブルは、サービス変更について日本道路公団の宣伝、通知が不十分だったことが原因だろう。

前払い割引制度以外の割引について、手続き等詳細を知っているユーザーがどれだけいるか一度アンケート調査を行う必要が出てきた。

《レスポンス編集部》

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