パークアンドバスライド駐車場、連続車上荒らしに狙われる

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14日、香川県さぬき市内と東かがわ市内のパーク・アンド・バスライド利用者向けの駐車場で、30台以上のクルマの窓ガラスが破壊され、車内に置いてあった音楽用CDなどが盗まれる事件が起きた。

現場はバスの運行時間が終了すると無人になることから、警察では同一犯による連続車上荒らし事件として捜査を開始している。

香川県警・東かがわ署によると、事件が起きたのは14日の午前5時ごろ。東かがわ市水主付近の高松自動車道・大内サービスエリア(SA)に隣接したパーク・アンド・バスライド利用者向け駐車場に置かれていた軽自動車の窓ガラスが割られ、車内に物色された痕跡があるのを、駐車場の利用者が発見。警察に届け出た。

同署が調べたところ、この駐車場ではクルマ15台の窓ガラスがハンマーのようなもので叩き壊され、車内に置いてあった音楽CDや現金などが盗まれていることが判明した。

現場となったのは、高松市内などにバスを使って移動するパーク・アンド・バスライド利用者用の駐車場で、バスの運行が終了すると無人となる。また、長距離バスの利用者はクルマを数日駐車することもあり、警察ではこうした事情に詳しい容疑者が集中的に狙ったものとみている。

また、この事件発覚から2時間後の午前7時ごろには、さぬき市津田町付近にある高松自動車道・津田の松原SAに隣接した駐車場でも16台のクルマが同様の被害を受けていることがわかった。

二つの現場は約10km離れているが、手口が同じことから警察では同一犯による連続犯行とみて、調べを進めるとともに、クルマの所有者とも連絡を取って被害額の算定を急ぐとしている。

《石田真一》

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