『マツダ5』(次期『プレマシー』か)の開発コンセプトは「コミュニケイティブ&ダイナミック・アクティビティ・ヴィークル」。コミュニケイティブ面での最大の目玉が、新機軸のカラクリ・シート「6プラス1」だ。
3列のシートアレンジで、大人が2人ずつしっかりと座れるシートサイズを確保しつつ、ドライバーから3列目の乗員まですべてが円滑にコミュニケーションを図れるよう、随所に斬新な工夫が施されている。
2列目シートの中央は、新開発のシート内に収納可能なジャンプシート。座面とシートバック部分は分離独立で、クッション部分は横のシート内部に収納が可能で、さらに反対側のシート内側からはトレイが出て来る。
片持ちヒンジを採用したシートバックは、アームレストとして折り畳めばウォークスルーにもなるなど、圧倒的な自由度の高さは「6プラス1」の特徴だ。
このシートアレンジは日米欧すべて共通で、明るいベージュ系カラーとスポーティーなブラックタイプの2タイプが用意される。
コミュニケイティブ面でもう一つ打ち出されたのは、ユーザーとクルマとのコミュニケーション。スライドドアの動きは軽く、その他の基本的操作もワンタッチまたは2アクションで簡単に行える。3列目シートも、ワンタッチで左右別々にフラットに収納可能だ。