【ストラーダ DS100長期リポート その3】道案内も映画も同時に楽しめる欲張りカーナビ

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『DS100』は着脱自在なポータブル型のカーナビだが、カーナビ機能だけではなく、DVDプレーヤーとして使えてしまうのだ。地図・検索データ用ディスクとDVDビデオディスクを入れ替えれば、DS100はカーナビからDVDプレーヤーへと変身を遂げる。

こうしたスタイルのカーナビはほかにも存在するが、カーナビ機能とDVDビデオ再生機能はどちらかひとつしか使えないというものがほとんど。これはDVDドライブがひとつしか用意されていないから。贅沢な要求なのかもしれないが、映画好きとしては「カーナビとDVDが両立できればいいのに……」と、以前から思い続けてきた。運転者の立場というよりは同乗者の立場。運転していない身にとって地図画面は、ときには退屈してしまう場合も出てくる。

ところがDS100にはこれまで相反してきた機能を両立させるという、長年の懸案事項を一気に解消する新機能が備わったのだ。それは「SD覚えてルート」という便利な機能だ。これは本体右上にカードスロットが用意されており、ここに挿入したSDカードへ地図データをあらかじめコピーしておくことができるもの。そうするとDVDビデオ再生するときに地図データが収まったディスクを抜いてしまったとしても、DS100はSDカードに収められた地図データを表示してくれるのだ。

ただし、SD覚えてルート使用時のナビ機能は制限されているから、膨大な検索データを用いたルート設定などは使用できない。これはデータ容量が128MBのSDカード1枚に収まるように調整されているため。本体に登録済みのポイントを目的地として設定することはできるものの、イチから施設検索を行ないたい場合には地図・検索データディスクに入れ替える必要があるので注意しておきたい。コピーできるエリアは全国9つのブロックに分けられていて、ブロックをまたいで移動する場合には再度コピーが必要だ。

また、「安全上、走行中はDVDビデオの映像が映らないようになっている」ということもお忘れなく。「走行中にビデオ機能が使えないなら意味がない」という指摘もあるかもしれないが、DS100のビデオ再生機能は車内で使うというよりは、自在に着脱できるという特長を活かし、自宅や旅先のホテルのTVにつなげて、DVDプレーヤーとして活用することを前提としている。むしろそうしたシチュエーションがピッタリのカーナビなのだ。

《石田真一》

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