酔っ払い運転2台、互いに右側走行して接触

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1日未明、山梨県韮崎市内の国道141号線で飲酒運転のドライバー同士による衝突事故が起きた。双方にケガは無かったものの、このうち1台が道路脇にある民家の外壁に突っ込んで一部を破損させている。

山梨県警・韮崎署の調べによると、事故が起きたのは1日の午前0時50分ごろ。韮崎市藤井町付近の国道141号線で、54歳の男が運転する乗用車がセンターラインを逸脱し、対向車線側に進入した。

対向車線側には31歳の男が運転するクルマが走行していたが、このクルマも対向車線側に避けることで事故の発生を回避しようとした。

このために一時的とはいえ、双方のクルマが揃って右側を通行。正面衝突こそ回避されたが、互いのクルマの左側面が接触する状態となった。さらに一方のクルマは接触したことに驚いて急ハンドルを切ったため、勢い余って道路沿いの民家外壁に突っ込んだ。

特異な事故形態を不審に思った警察官がアルコール検知を実施したところ、双方のドライバーから酒気帯び相当量のアルコールを検出した。2人とも前日の夕方から酒を飲み続けており、警察の調べについては「事故を起こすと飲酒運転が発覚してしまうので、何とか回避しようとしたのに…」と2人揃って同じような供述を行っているという。

《石田真一》

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