トヨタ自動車は27日、トルコの生産拠点である「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ターキー(TMMT)」の生産能力を、現行の年10万台から15万台に拡大させると発表した。
『カローラスパシオ』の欧州市場向けモデル、新型『カローラヴァーソ』を3月から生産開始するのに伴う増強。
同モデルはフランスでデザインされたもので、従来のスパシオベースのモデルを刷新した。増産により、TMMTは8月までに400人強を新規雇用して従業員を3000人強に増やす。追加投資額は1億8000万ユーロ(約250億円)。
TMMTは昨年、『カローラ』のセダンとステーションワゴンを約7万台生産し、大半を欧州を中心とした35カ国に輸出した。新モデルは、5月からトルコを含む欧州で販売開始する。