暗闇の農道で散歩中の犬を射殺---猟銃を持ったRV車の男、今も逃走中

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13日夜、山形県山形市内の農道で、飼い主と一緒に散歩中の犬がRV車に乗って接近した男たちに散弾銃で撃たれ、即死するという事故が起きた。使用された銃は散弾銃とみられめが、飼い主は犬の10mほど後方を歩いていて無事だった。警察では飼い主に何らかのトラブルが無かったかどうか捜査を続けている。

山形県警・山形署の調べによると、事件が起きたのは13日の午後7時40分ごろだったという。山形市七浦の農道を飼犬を連れて散歩していた50歳男性の前方からライトを消したRVがゆっくりと接近。飼い主はクルマに気づき、犬に向かって「止まれ」と命じたが、RV車は路肩に座る犬の真横で停止すると、窓を開けていきなり発砲。直後にスピードを上げてそのまま逃走したという。使用された銃は散弾銃とみられており、10mほど後方を歩いていた男性にケガは無かったが、至近距離から散弾を全身に浴びた犬は即死状態だった。

現場となった農道は街灯も無い、幅が2mほどの細い道だという。地元の人以外はほとんど通行がないというが、漆黒の中で行われたため、飼い主も最初は何が起きたかわからなかったと供述している。また、現場付近では狩猟が禁止されており、状況から誤射の可能性もありえないとして、警察では悪質な器物損壊事件と断定。銃刀法違反容疑も加えて逃げた男たちの行方を追っている。

《レスポンス編集部》

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