夫が運転席で突然死、妻も犠牲に

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27日午後、長野県長野市の民家で老夫婦が死亡しているのが尋ねてきた親族によって発見された。83歳の夫はクルマの運転席で、76歳の妻はクルマと石垣の間に挟まれるような状態で死亡していた。警察ではクルマを運転していた夫が何らかの原因で突然死し、妻はコントロールを失ったクルマにはねられたとみている。

長野県警・長野中央署の調べによると、「夫婦が死んでいる」との通報が警察に寄せられたのは27日の午後2時すぎだったという。長野市上松に住む老夫婦の家を親族の男性が訪ねたところ、駐車場で2人が死んでいることを発見、警察に届け出た。

警察官が駆けつけたところ、2人は少なくとも死後数日が経過しており、83歳の夫はクルマの運転席で、76歳の妻はクルマと石垣の間に挟まれるような状態で死亡していた。クルマのエンジンはかかっていなかったが、オートマチックのセレクターはDレンジに入りっぱなしの状態だった。

警察ではクルマを運転していた夫が心臓発作などが原因で突然死し、妻はコントロールを失ったままクリープ現象で進むクルマと、駐車場の石垣の間に挟まれ、内臓などを損傷したことが原因で死亡したものとみられている。

《石田真一》

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