【これが次世代カーナビ】ファイルサーバーテスト機の意外な大きさ

2002年7月24日(水) 12時00分
「意外なクルマに搭載したな」という印象が強かった。の画像
この狭いスペースにきちんと収まるサイズの画像
走行中はFOMAでデータを受け取る。メール程度なら十分だ。の画像

19日まで東京ビッグサイトで開催されていたモバイル機器関連のビジネスショー『ワイヤレス・ジャパン』には、「インターネットITS」の研究用に使われている実機がクルマに装備された状態で展示されていた。事前に「カーナビ機能を持ったファイルサーバーは小さい」という話を聞いていたのだが、収納スペースがほぼ無きに等しいトヨタ『MR-S』に実装されているとは思いもしなかった。

展示されていたクルマに装備されていたファイルサーバーはリナックスをOSに採用したもので、2.5インチサイズのHDDにデータを収納できるようにしてある。現在は携帯電話(FOMA)と、DSRC(Dedicated Short Range Communications:狭域無線通信)によってデータをダウンロードしているが、もちろん無線LANアンテナを追加することも可能だ。このシステムは、今年1月下旬3月まで名古屋を走るタクシーに搭載し、実証実験させていたものの改良版で、ハードを中心にリファインを重ねたと開発を行なったデンソーの関係者は語る。

機器の小型化については「現状ではまだまだ巨大。ノートPCサイズにしないといけないし、それは不可能ではない」と語るように、開発の余地は残されているようだ。これもDOS/V機に近いというシステム構成が効果を発揮している。

《石田真一》
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