ハイエンドカーナビの主流はDVDからハードディスク(HDD)に移行しつつある。次世代カーナビでも活用されることは間違いないが、次世代機は書き換え可能というHDDの利点を、高速データ通信で補うというもの...
【これが次世代カーナビ】無線ITSは携帯だけじゃない! GSで無線LANだ
HDD方式のカーナビゲーションに地図やアプリケーションをダウンロードして取り入れるという構想はこれまでにもあった。だが、通信コストや回線速度の関係から現実的なプランとなり得なかったのも事実だ。
これまでのモバイル利用型ナビシステムの場合、必要な情報を走行中にダウンロードすることを念頭に置いていた。走行中にデータをやり取りするには携帯電話に依存するしかない。だが、携帯電話の通信速度では小さなデータしか受け取れず、なにより“パケ代”が非現実的だ。開発中の「インターネットITS」でもこれが最大の懸念材料だったが、携帯電話の代わりに無線LAN(IEEE802.11b)を使うことでクリアできる道筋がついたという。
現在、日本でもユビキタス(ラテン語で「いたるところに」の意)・ネットワーク構想から、公共の場に無線LANの基地局を置く“ホットスポット”の拡充が進められている。無線LANに対応したカードを挿したパソコンさえあれば、誰でも自由に高速回線の恩恵を受けられるというものだが、こうしたホットスポットを、ガソリンスタンドや店舗、あるいは公共の駐車場に設置し、クルマを止めた状態で大量のデータをダウンロードできるようにすれば、携帯電話でネックとなっていた通信速度と容量問題は解消する。無線LANの通信速度は11Mbpsで、FOMAの384kbpsとは比較にすらならない。
さらにシステム自体を汎用性のあるDOS/Vパソコンと同じものにすれば、アプリケーションの開発や、システムの低価格化にも寄与することとなる。このあたりを規格化できれば高機能なシステムが劇的に値を下げるという余地が生まれる可能性もある。
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「インターネットITS」が目指しているのはHDDカーナビ機能の拡張版ではなく、実際にはもっと複雑なシステムを目指している。自動車メーカーとしての狙いはファイルサーバーへクルマに関する様々なデータを蓄積...
19日まで東京ビッグサイトで開催されていたもモバイル機器関連のビジネスショー『ワイヤレス・ジャパン』には、「インターネットITS」の研究用に使われている実機がクルマに装備された状態で展示されていた。
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