トヨタ自動車は、BMWにディーゼルエンジンを供給することで合意したことを明らかにした。
トヨタはBMWが発売した新型の『MINI』(ミニ)向けにディーゼルエンジンを供給する。BMWのもとで開発されたMINIには現在、ディーゼルエンジン設定が無い。しかし欧州ではディーゼルの需要が高く、BMWはトヨタから調達することで、開発投資を抑制する。
供給するエンジンはトヨタが欧州に投入している『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)用のエンジンで、排気量は1.4リットル。BMWに年間1−2万台を供給する。トヨタとBMWがエンジンビジネスで業務提携するのは初めて。