大阪府警は7日、客として乗車した女性に睡眠薬入りのドリンク剤を飲ませ、身体を触るなどのわいせつ行為をしたとして、大阪市在住の元タクシー運転手を準強制わいせつの疑いで逮捕したことを明らかにした。
警察の調べによると、この男はタクシー運転手をしていた今年6月、乗客の女性に「疲れが取れるから」と言って睡眠薬入りのドリンク剤を渡し、眠ったことを確認してから胸などを触った疑いが持たれている。大阪府警には「タクシーに乗って、ふと気がついたら運転手に身体を触られていた」という被害届けが相次ぎ、内定を進めていた。
容疑者の元運転手は「ドリンク剤は渡したが、身体には触っていない」としている。