先月ドイツでのCARTレースで両足切断という重傷を負い、入院していたアレックス・ザナルディが退院した。レース界にも衝撃を与えた両足切断という大きな障害をを持ったザナルディだが、退院後記者会見に臨み、気丈にも次のように語った。
「僕のエネルギーはすっかり回復したよ。僕の新たなゴールは再び歩けるようなること。1年はかかるだろうが、それが僕の新しいチャレンジだ。モータースポーツは僕の人生にとってかけがえのないもの。もしかしたらいつかまたレースに参加できるかもしれないし、どうなるかわからないよ」と新たな挑戦に向けての意欲を表明したザナルディ。ファン、家族、仲間など、事故発生から今までサポートしてくれた人々へのお礼で会見を締めた。