マツダの開発本部長、フィル・マーテンスは、『RXエボルブ』の新しいスポーツコンセプトは世界中で暖かく迎えられたという。次に商品化に向けて開発されたエンジニアリングモデルの『RX-8』は、興奮を持って迎えられたという。
チーフデザイナーの前田育男(まえだ・いくお)は「RXエボルブは商品コンセプトの提案です。RX-8デトロイト仕様で量産技術要件が盛り込まれました。そしてその反応を見て、商品化が決定されたのです」という。
デトロイト仕様と東京2001仕様とでは、ボディ・パネルは総取り替え、実際のデザインはすべて変わっているという。「もっともっとスポーツカーにしたかったのです」と前田チーフデザイナー。