トヨタ自動車は第1回トヨタ先端技術共同研究のテーマ募集を15日から開始すると発表した。ドライバー支援や水素貯蔵技術に関する具体的な研究テーマを国内の研究機関から募集し20件に対し総額1億5000万円を助成する。
トヨタはこれまでも幅広い分野の研究に対する助成活動を行ってきた。新たに設けた共同研究制度は、同社が考える技術ニーズを提示し、それに基づいた研究テーマを募集するというもの。ドライバーの状態推定など人間特性分野のテーマや触媒の研究、新しい水素貯蔵技術などについて独創的なアイデアを募集し研究する。
公募の対象は国内の大学や研究機関に在籍する研究者で、アイデアがテーマとして選定された場合はトヨタと共同研究契約を結び研究活動を進める。