米国での大規模テロ発生を受け、全体相場は大幅に反落。平均株価は、87年8月以来14年ぶりに1万円大台を割り込んだ。おまけに、ドル相場が1ドル=119円台へと2円以上の急落。ダブルパンチで、自動車株も軒並み安となった。
日産自動車が前日比50円安の655円と反落し、5日ぶりに反落。ホンダも250円安と急落し、連騰記録は6日でストップした。
トヨタ自動車も250円安の3400円と急落しており、株式以外の金融資産にシフトする動きが波及している。
富士重工業が50円安、マツダが31円安と、買いが極度に薄い中で下げ幅が拡大。テロ事件の行方が不透明で、米国市場の取引がストップしているだけに、方向感の定まらない動きを強いられることになりそうだ。