三菱自動車工業は10日、フランクフルト国際モーターショーに『パジェロ エボリューション コンセプトカー』、『ランサーエボリューションWRカー(プロトタイプ)』など18台を出品すると発表した。
バジェロエボリューションコンセプトカーは、6月に就任した同社の新デザイン本部長であるオリビエ・ブーレイ氏がデザインを手がけた。パリ・ダカールラリーのレギュレーション変更にあわせて新たに設計・デザインしたもので市販モデルが持つ上質さとモータースポーツのダイナミック感を表したという。
ランサーエボリューションWRカーは、4ドアサルーンの『ランサー』をWRカーのレギュレーションに従い改造したもの。同社はこれまでWRC(世界ラリー選手権)に市販車により近いスペックのグループAで参戦していた。10月のサンレモラリーからは走破性の高いWRカーで参戦することにより今シーズンのマニュファクチュアラーズおよびドライバーズタイトルの獲得を確実なものにする。