夏休み中の業界の動き---その2

自動車 社会 行政

フォード、裁判所の命令で渋々リコール案を受諾

フォードが製造した約1500万台のクルマのエンジン点火装置に欠陥があり、発火の危険性があるのにそれを隠蔽していたと、アメリカの消費者団体がリコールと賠償金の支払いを求めていた裁判で、同社は13日に裁判所に正式に和解案を提出。200万台のリコールを行うことになった。

日本からはるばる運ばれる盗難車---摘発台数トップは意外な国

警察庁は10日、ICPO(国際刑事警察機構)を通じて調査した盗難車の海外流出の実態を明らかにした。日本から盗み出されたと確認されたクルマは30カ国で合計1424台発見されており、右ハンドル車をそのまま持ち込めるイギリスや香港、RV車の需要が高いアフリカが多いという。

ベンツユーザーを狙った金属バット強盗犯、ついに御用

昨年の秋以降、大阪市を中心にメルセデスベンツなどの高級車のユーザーがクルマを降りた瞬間を狙い、金属バットなとで殴りかかり、金品を奪うという強盗傷害事件が頻発していたが、大阪府警は11日、先月末に別の強盗事件で逮捕した暴力団関係者の犯行であることを発表した。

偽造国際免許証取得ツアーを斡旋した男

大阪府警は13日、フィリピンへ偽造国際免許証取得のためのツアーを斡旋していたとして、東京都足立区在住の男を逮捕したことを明らかにした。また、この男が企画したツアーで実際にフィリピンへ行き、取得した免許を使っていた大阪市在住の男2人も逮捕されている。

証言はウソ---さいたま地検が3年前の事件で起訴

1998年に埼玉県川口市内で起きた直進車と右折車が関係する事故で、さいたま地検がいったんは不起訴処分にしていた同県鳩ケ谷市在住の25歳男性(直進車のドライバー)を、業務上過失致死傷罪で在宅起訴していたことが15日に明らかになった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集