【最速試乗セガ・クラブカート Vol. 6】もとF1ドライバーによるインプレッション | レスポンス(Response.jp)

【最速試乗セガ・クラブカート Vol. 6】もとF1ドライバーによるインプレッション

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【最速試乗セガ・クラブカート Vol. 6】もとF1ドライバーによるインプレッション
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ゲームセンターに登場して1カ月が経とうとしている、セガ『クラブカート』〜ヨーロピアンセッション〜。すでにプレイした人もいるだろう。このモータースポーツ登竜門「レーシングカート」が題材の最新ドライビングゲームは、いままでにない期待の素材ということで、オートアスキーは6人のテストドライバーに試乗を依頼。リレー方式のテストインプレッションをお届けしている。

オートスポーツ編集長に続く6人目、今回のリレーインプレッションのアンカーをつとめるのは、片山右京氏。日本に数えるだけしか存在しない「F1レギュラー」経験者であり、若くして欧州に渡って活動したグローバルレーシングドライバーのパイオニアだ。現在はレーシングドライバーを続けるだけでなく、「夢を追いかける仲間・teamUKYO」を率いる。

「このゲーム、最初の印象としては、カートよりむしろ、質量の大きい、サスペンションのやわらかい、ロールの大きいクルマみたいなだね。ハコみたいなところもあるけど、ハコよりははるかにシャープに動くし、後ブレーキだけを使って向きを変えるようなところもある。なんかフォーミュラにも近い」

「カートのゲームって、評価するのがすごく難しい。カートであるためには、ステアリングがクイックであることが重要。でもこのクラブカートは、雨のセットアップでハイグリップで走ってるみたいな感じかな(笑)。そうはいっても、世界選手権みたいなセットアップで、すべてをガチガチにしてやったら、やっぱりシビアになりすぎちゃってゲームにならないかもしれない。だから、カートでゲーム作るときって難しいだろうな」

「カートって入門競技としてみられるけど、実際はセッティングやドライビングでまったくミスが許されない。もう幅がほんとに狭いから、タイヤ1本分レベルでラインにのせる作業、アクセルワークなんかも100分の1秒レベルの作業やっている」

「だから1日でカートサーキットを250ラップ走っても、いいラインのったなあっていうのは1周とか2周なんだ。そういう緊張感でやっている」

「逆にF1はもっと幅がある。カートはコースも小さいからタイム差が出ない。ほんとに1000分の1秒単位のギャップなんてよくある。F1でもそのぐらいになるけど、ドライバーが限界だと感じても、実はそこから2、3秒余裕があるんだよね。例えば、タイヤの使いかた、セッティング、コースのコンディション、ドライバーのテンションの入りかたなどが複雑に絡み合っている」

「個人的には、そのあたりのもっとシビアな面を表現してほしかった。くやしい、あと少しなのに…、っていうぐらいがカートらしいところ。どっからでも抜けそうだけど、抜けないっていう感じ。そうすると、もう100円使おうっていう気分になって、いいんじゃない(笑)」

カートはある意味でF1以上にシビアだったという事実は、よくF1ドライバーが口にするコメント。しかし我われができるのは、その言葉をきいて想像してみるのが限界だ。片山氏によるこのゲームのインプレッションは、モータースポーツの醍醐味が具体的に表現されていた。モータースポーツとゲームの両方のファンにとって興味深い内容だった。
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