自身初のワールドチャンピオン獲得を目指し今シーズン、強い意気込みを持って臨んだデイビッド・クルサード(マクラーレン)。しかし前半戦の勢いも衰え、残り5レースで、トップのミハエル・シューマッハに37ポイント差をつけられてしまい夢の実現は難しそうだ。クルサードもがっかりしているものの、まだ志気は衰えていない。
「何も変わっていないよ。タイトルが数学的に決定されるまで、努力しつづけるよ。今とシーズン終わりの間にはまだまだたくさんの出来事が起こるだろうしね。スポーツは何が起こるかわからない。だからオープンマインドでいなくちゃね」
チャンピオン争いを経験したことで、一回り大きくなったクルサード。チャンピオンを獲得するのも時間の問題のようだ。