自動車専用道に自転車!? パトカーに突っ込む大型トラック!! 名阪国道がパニック

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1日の早朝、自動車専用道路の名阪国道を自転車が逆走し、パトカーが保護に向かったところ、事情聴取を行っていた現場でトラックが横転し、自転車の高校生1名がパトカーとガードレールの間に挟まれて負傷するという珍しい事故が起きた。

警察の調べによると、1日の午前4時20分ごろ、名阪国道下り線を走行中のドライバーから「自転車に乗った高校生のような若者が名古屋方面に向かって逆走していて危ない」という110番通報が入った。奈良県警の高速隊が急行したところ、5台の自転車がのんびりと走っているのを発見。その場で停止させた。

自転車に乗っていたのは大阪府柏原市内の高校生5人で「ママチャリで東京に行こうとしていた」と語ったため、今いる場所が自動車専用道であることを説明し、パトカーに自転車を搭載して天理東インターチェンジまで引き返そうと準備していたところ、後方から走ってきた大型トラックが横転。パトカーの停止していた位置までそのまま滑ってきたという。路上にいた高校生と警官は横転の衝撃音に気がついて逃げ出したが、高校生1名がガードレールとパトカーの間に挟まれて軽傷を負った。

トラックの運転手は「ハンドル操作を誤った」としているが、警察では居眠り運転の可能性もあるとして事情を聞いている。

《石田真一》

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