フォルクスワーゲングループジャパンは26日、『ポロ』に不具合があるとして国土交通省にリコールと改善対策を届け出た。
95年7月〜99年12月に輸入販売されたポロ「1.6」(4万7270台)は、点火プラグキャップの絶縁不足でプラグが失火し、最悪の場合、触媒を損傷してエンジンを再始動できなくなる。これまでに42件の不具合が見つかっている。
また、今年3月9日〜19日に輸入されたポロ「1.4」(1万0669台)は、エンジン制御用コンピューターのソフトが不適切なため、冷間始動時や低速走行時にエンジンが停止するおそれがあり、始動直後はブレーキ用負圧が不充分なため制動力も不足するという。