ヒートポンプ・蓄熱センター主催の「第4回蓄熱のつどい」で、蓄熱を積極的に導入した企業としてホンダが自動車業界としては初めて感謝状の贈呈を受けた。ホンダは1976年、鈴鹿製作所に蓄熱システムを導入、研究所、生産、販売の各領域で蓄熱システムを採用しており、功績が認められた。
蓄熱システムは夜間の電力でつくった冷水や氷、温水を蓄熱槽に熱エネルギーとして蓄え、昼間に活用するシステム。省エネルギー性、環境保全性、経済性に優れている。
ホンダは工場以外でも蓄熱システムを採用。現在4輪ディーラーの17拠点に34台のシステムを採用しているという。