【ドイツF1バブル最高潮…Part 4】勝てないジョーダン、稼げない……

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実は、この天井知らずのドライバー契約金が、新たな問題を引き起こしているのだ。それがスポンサー問題だ。確かに好調な成績を残せば、スポンサーもつく。しかし、高すぎるスポンサー料の割に、広告効果が得られないとなると、金額が高いだけに問題が発生しがちだ。

今年この問題にはまってしまったのがジョーダン。チームは昨年、一昨年のようなパフォーマンスを発揮できず、スポンサーとの契約更改(契約継続は決まっているが金額は毎年変動する部分がある)で、スポンサーとの契約金額が一気に下がり始めている。

過去にベネトンを例に取ると、マイルドセブンが2000年シーズンにチームと契約したスポンサー金額は約3000万ドル(約36億円)と言われているが、成功報酬オプションを支払っていた95年当時はこの倍以上の金額を支払っていたという。つまり、ジョーダンは今年の成績がザウバーにも劣るとなると、来季チーム予算が総額10%以上減ることは確実なのだ。

そう、ドイツを含めたヨーロッパ諸国は確かにF1ブームなんだが、勝てるチームが限定され始めたことで、その先行きに不穏な動きが出てきたことも忘れてはならない。

《編集部》

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