トヨタ自動車は12日、米国アラバマ州のエンジン新工場用地で地鎮祭を実施したと発表した。同工場はピックアップトラック向けの4.7リットルV型8気筒エンジンを2003年夏から年間12万基生産する。
同社はピックアップトラック『タンドラ』をインディアナ州のTMMI(Toyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc)で生産している。現在エンジンは日本から輸出しているがアラバマ工場が稼働すれば全量を米国製に切り替える。同社がV8エンジンを海外で生産するのは初めて。エンジンの現地生産化により米国事業を一層強化する。