警視庁は7日、ゴールデンウィーク中に首都高速で「ルーレット族」の取り締まりを行い、道路交通法違反で160人を検挙したことを明らかにした。
摘発は4月29日と、5月4日から6日の計4日間行われ、首都高速の都心環状線を中心に、彼らの周回コースとされる湾岸線、9号線、11号線で午前2時から5時までの間、集中的に取り締まりを行った。結果として160人が摘発。スピード違反では104人、整備不良や非常駐車帯への違法駐車などでは56人が逮捕されている。
また、期間中にルーレット族が関係する事故は13件発生しており、交通量が少なかったということもあり、その全てが速度超過のためにカーブを曲がりきれなかったことによる「自爆」で、他車への影響はなかった。
警視庁では「ゴールデンウィーク後も毎週末に必ず摘発を行い、ルーレット族を首都高から一掃する」と意気込んでいる。