22日、ツインリンクもてぎにおいて、フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝が行なわれた。21台が出走、完走が11台というサバイバルレースを制したのは、8位からスタートした服部尚貴。服部は開幕戦に続いて2連勝、また2連勝は自身初。2位は立川祐路。立川、チームのOlympic KONDOの両方にとっては初の表彰台。3位には松田次生(PIAA NAKAJIMA)が入った。
「今回はクルマが決まらなかったから、ここに来られるとは思わなかった」と優勝した服部尚貴。「自分のペースぎりぎりで2番手をキープ、トップに立ってからレースの組み立ては悪くなかったし、ラスト7周ぐらいから勝てると思った。前回は実力、今回はラッキー、自分にいい風が吹いてきた」
5ZIGENの木下正治・総監督は、勝てるときはこんなもんかな、と言う。「8番手からなら表彰台は狙わなあかん、と服部には言ったが、本人が全て。彼の経験が出たし、常に前へ行こうという姿勢がもたらした勝利だろう」
リザルト
1:服部尚貴/5ZIGEN
1時間15分01秒630
2:立川祐路/Olympic KONDO
1時間15分03秒070
3:松田次生/PIAA NAKAJIMA
1時間15分04秒922
4:ミハエル・クルム/5ZIGEN
1時間15分22秒799秒
5:影山正美/COSMO OIL CERUMO
1時間15分34秒340
6:金石勝智/Olympic KONDO
1時間15分37秒763