トヨタは18日、今月20日から愛知県刈谷市に本格オープンする住環境総合展示場『くらしデザイン アトリスパーク』の概要を発表するとともに、報道陣に対して施設の公開を行った。同施設は今年1月に一部施設のみでプレオープンしていたが、メイン施設となる「住まい体感ミュージアム」が完成。全施設がこれで整った。
今回オープンした「住まい体感ミュージアム」は、トヨタホームの構造や性能を、実際の鉄骨や基礎・実験装置・模型などを使い体感する「テクノロジーコーナー」と自分の体のサイズを計測し、テーブルやキッチン、浴室などの最適スケールや照明や香りがもたらす効果など自分にあった住まいを体感できる「ヒューマンスケールコーナー」とで構成されている。また、今年12月には、トヨタ関連企業の生活関連商品を装備した、高齢者向けコンセプトハウスのオープンも予定している。
同施設にはトヨタの他、アイシン精機や豊田自動織機など、トヨタ系12社も参加している。