日本自動車連盟(JAF)がまとめた2000年度(2000年4月〜2001年3月)のロードサービスの処理件数は314万3780件となり、過去最高だった1999年度を14万9870件も上回ったことが明らかになった。300万件の大台突破は初めてで、過去10年間で最大の増加率。実に10秒に1回のペースで処理したことになる。
ロードサービスが急増した原因として昨年夏の猛暑によってクルマのトラブル、今冬、全国的に降雪や寒波に見舞われ救援依頼が軒並み増加したこと、会員数の増加によるロードサービス利用者が増えたためと見ている。
JAFでは今後、「最新のエレクトロニクスを駆使したロードサービス統一指令システムの導入や拠点の増設を進め、現場到着時間の短縮を図り、他社の追随を許さない高品質のロードサービスを提供していく」としており、外資系損害保険会社との対立姿勢を鮮明にしている。