日の丸の勝ち? 競争激化で外資系損害保険会社が撤退

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日の丸の勝ち? 競争激化で外資系損害保険会社が撤退
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クレディ・スイスの自動車保険会社の日本法人、ウインタートウル・スイスは、国内の通信販売によるリスク細分型自動車保険から撤退することを決めた。4万件にのぼる既存の自動車保険契約者は7月1日までにチューリッヒ保険の包括移転する。既存の契約者は、満期までは契約内容は従来のものが引き継がれる。

ウインタートウル・スイスは、1998年から日本の自動車、オートバイの自動車保険に参入した。しかし、自動車保険が自由化され、値下げ競争が激化したものの、契約者を思うように伸ばせなかったたため自動車保険から撤退する。他の事業は継続する。

自動車保険は自由化で値下げや多種多様な保険商品の投入が相次いでおり、生き残りをかけた激しい販売競争が展開されそうだ。

《レスポンス編集部》

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