波乱つづきだったブラジルGPの決勝レースだが、事件が起きたのはサーキットの中だけではなかったようだ。夜遅くサーキットを後にしたウィリアムズのエンジニア5人の乗ったクルマが信号で銃を持った強盗にあってしまった。ウィリアムズのエンジニアたちは猛スピードで逃げ出し何を逃れたが、ジャガーはコンピュータなどの盗難にあった。
また昼間ミナルディのスタッフがタクシーに乗って銀行に行くと、なんと運転手が仲間に連絡をとり、数分後現れた仲間に銃でおどされ現金を奪われてしまったという。ミナルディの災難はこれだけではなく、なんとガレージからホイールを7つも盗まれていたことも発覚。ミナルディにとっては受難のブラジルとなった。
今回もっとも驚いた盗難はセーフティーカーの後部座席のシートベルト。おそらく内部事情に詳しい者の犯行と見られているが、これだけ犯罪が多発してはブラジルGPの人気は上がりそうにもない。