トヨタはフォークリフトなど、産業車両を販売する「L&F」部門を1日付けで廃止し、同部門で販売する車両を開発・製造していた豊田自動織機製作所に営業権を譲渡したことを明らかにした。
産業車両部門のL&Fは、1956年のフォークリフト発売からトヨタ自動車が販売を、豊田自動織機製作所は開発・製造を行ってきた。しかし、近年になって販売競争が激化。顧客の要望が開発サイドに伝わるまでのタイムラグが表面化し、要望が聞き入れられない場合には他社に顧客を奪われてシェアを落すという危険性も出てきたため、今回の販売権譲渡が決定した。