動き出すVWのモジュール戦略〜大は小を兼ねる

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動き出すVWのモジュール戦略〜大は小を兼ねる
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独フォルクスワーゲンは、新たなモジュール(複合部品)戦略を明らかにした。エンジンや駆動系や制動系など11分野でモジュール化を進め、小型車から大型車までクラスを超えて搭載する計画だ。

今までは、VW『ゴルフ』と『ニュービートル』など同一プラットフォーム間での共用だったが、今後は『ゴルフ』と『パサート』、『ポロ』と『アウディA4』など、異なる車格での同一モジュール搭載が始まる。VWは1990年代の前半、VW・アウディ・シュコダ・セアトの主要4ブランド間でプラットフォームを共有化する「マルチプラットフォーム構想」を打ち出し、成功させた実績があるだけに、ライバル各社も新戦略に注目している。

これに関してピエヒ会長は「同一モジュールを搭載しても、電子制御やサスペンションなどの味付けでブランドごとの個性は残せる」と話している。

《編集部》

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