ドイツ・フォルクスワーゲンは、VW『パサート』やアウディ『A4』、『A6』、『A8』に不具合があったとして全世界でリコールを実施することが明らかになった。1998年8月から1999年3月までに生産したものが主な対象。リコール対象台数は全世界で56万台となる見込みで、対策費用の総額は未定。
対象のクルマでは、前輪車軸の連結棒部分に不具合があるため、最悪の場合、走行に支障をきたすおそれがある。
VWを含めて世界の自動車メーカーで、部品の共有化が進んでいるため、1つの部品の不具合で大量のリコール台数となるおそれがあることを象徴している。