日本自動車販売協会連合会(自販連)は6日、2000年に新規登録されたオートマチック(AT)車が247万3548台で、国産の乗用車全体の比率では91.2%に達していたことを明らかにした。
AT車の生産台数が最も多かったのは三菱自動車で、全生産台数のうちのAT車比率は95.2%だった。続くのはホンダの同94.2%で、両社ともマニュアル動作が可能なAT車を主力車種に積極的に投入しており、従来はマニュアル(MT)車に乗っていた層をも取り込んだ格好だ。
逆にAT比率が低かったのは、スバルやマツダなので、こちらは主力車種とされるスポーツモデルでのMT選択率が高かったためにポイントを落とした。
ドライバーのMT車離れは猛烈な勢いで進んでおり、AT車限定免許の取得率も増加傾向にあるという。