日本道路公団(JH)は、3月24日から中央自動車道の上野原インターチェンジ(IC)〜大月ジャンクション(JCT)間の延長21kmのうち、上野原IC〜談合坂サービスエリア間の6.8kmついて、片側3車線化工事が完成すると発表した。
この区間は、都心から富士五湖方面の主要アクセス道路となっており、中央自動車道の中でも渋滞のひどい地域で、1999年(平成11年)の1日あたりの平均交通量は5万4000台もある。このためJHでは上野原IC〜大月JCT間の21kmを現在の片側2車線から3車線に拡幅を進めており、工事が完成した一部区間で先行させて通行を可能とさせる。
今回完成した区間の事業費用は約410億円で、全線開通までにはさらに莫大な費用が掛かることになる。