ランチア『K(カッパ)』の後継車に当たる『テージス』がジュネーブショーで一般に公開された。このクルマはこれからのランチアのデザインの方向性を示すものとして注目度が高い。
スタイリングは、98年パリショーのコンセプトカー『ディアロゴス』から引き継いでいて、古いランチアのアイデンティティを盛り込んでいる。『K(カッパ)』での失敗を教訓にランチアのイメージを確固たるものにしようというのが狙いのようだ。このテイストは今後の新型『Y(イプシロン)』などにも反影されるという
『テーマ』がイタリアで“シニョールのクルマ”と呼ばれたほどの人気であったが、果たしてテージスは男のセダンとしての復活を果たすことができるのか?