ロサンゼルス市は、今年の4月2日より、電気自動車および天然ガスを燃料とする自動車に対し、市営駐車場を無料開放すると決定した。すでにカリフォルニア州ではこれらの自動車に対し、カープールレーン(複数人が乗車している車専用レーン。渋滞時などに早く目的地に着くことができる)を開放している。しかしハイブリッドはこの無料駐車場の恩恵を受けられない。
この新しい規則によって低公害車両の普及をはかりたい、とするロサンゼルス市だが、これまでもEVに対する無料のチャージステーションを200箇所も作るなど普及につとめてきたのに結果は出ていない。こうした無駄な優遇策を次々発表するよりも、もっと現実的な対策を、という批判もないではない。