「ファイアストン社製のタイヤはアメリカ製よりも、日本製の方が耐久性がある」という専門家の見解をアメリカの経済紙、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のWebサイトが報じている。
これは一連のファイストンタイヤによる事故の遺族が起こした集団訴訟を担当する弁護士が、アリゾナ州で調査団を結成した調査した結果だという。
日本で販売されるファイアストン社製タイヤは、設計こそアメリカで行っているが、実際にはブリヂストンが生産を担当しているのが実情だ。ブリヂストンが自社製品に導入している技術「AQドーナツ」も「UNI-T AQ」と名前を変えて導入されている。
WSJによると、ファイアストン側もアメリカ製と日本製に品質の差異があることを認めているが、日本製の方が耐久性が高いとの見方については否定した。