三菱ふそうバスが炎上---クレーム情報隠しが原因!?

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7日午後6時30分ごろ、静岡県の東名高速道路・日本坂トンネル上り線で、静岡鉄道の運行する定期路線バスが全焼、国土交通省と静岡県警が調査を開始した。

火災は運転席後部のヒーター付近から白煙が上がり、その後客席のエアコン吹き出し口から黒煙が噴出して充満、車両を全焼させる火災に発展した。煙があがった時、バスは全長2400mのトンネル内を通過しており、運転手はトンネルを抜けたところでバスを停車させ、乗客をドアから避難させた。トンネル内で全焼していたら、大惨事となる可能性もあったが、幸いにも全員が無事に脱出できた。

このバスは三菱自動車工業が1988年に製造したふそう『エアロバス』。初年度登録から13年が経過している。国土交通省と静岡県警などは、同年型の同じ車両を使って火災の原因を調査しているが、車両欠陥による火災の可能性もある。リコールに結び付くクレーム情報を長年にわたって放置してきた三菱自動車の車両だけに、隠していたクレームの欠陥では、との憶測も。

《レスポンス編集部》

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