『DAYTONA USA』は1994年にゲームセンターで登場したドライビングゲームである。対戦ゲームとして一世を風靡しロングランヒット、後にセガ『サターン』としても発売され人気を博した。そして遂に2000年、ドリームキャスト(以降DC)で『DAYTONA USA2001』としての復活となった。
DC版の特徴は、まずネットワークによる対戦が可能になったこと、オリジナルコースが増えたこと、そしてDCの性能によって当時ゲームセンターに設置されていたアーケード版と同等の画質、画像処理ができるようになったことなどがあげられる。
またこの他、セガのイサオネットを使ったネットワーク対戦だけでなく、ホームページからリプレイなどをダウンロードし自宅で鑑賞することも可能となった。
このゲームはNASCARをモデルにしているが、実際のNASCARと違ってグリップ走行がメインではなく、逆にドリフトしながらコーナーを高速で抜けていくなど、ゲーム性が重視されたものとなっている。
筆者は付属のコントローラーでプレイしたが、挙動に関しては、ハンドル操作部にあたるアナログコントローラーの初期の設定が非常にクイックなので、リヤタイヤが滑り出してから抑えるのが非常に難しい。コントローラーの設定を直すかハンドルコントローラーでプレーするのが良いだろう。
当時デイトナにはまった人は是非とも購入して昔の友人とネットワーク対戦を楽しんで欲しい。