福岡県警の高速隊は8日、福岡市内を走る都市高速道路で燃料タンクに故障があるのを知りながら、そのまま油を撒き散らす形で運転していたとして、鳥取県在住のトラック運転手を道路交通法違反(禁止行為)容疑で書類送検した。
調べによるとこの運転手は、自分が運転しているトラックの燃料タンクに異常があるのを知りながらも停車させようとせず、そのまま軽油を路上に撒き散らしながら走行を続けていた。通報を受けた高速隊がこの男性に停止させようとすると「軽油が漏れているのは知っているが、定時運行しなくてはならいなから」と、それを断ろうとしたため検挙に至った。