北海道の景色に見とれて…いる場合じゃない!!

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北海道警察が正面衝突を起こしたドライバーに聞き取り調査を行った結果、事故原因の半数近くが「わき見運転」だったという、興味深いデータが明らかになった。

これは北海道内で昨年度に正面衝突事故を起こしたドライバーのうち、事故の主原因を作ったとされる第一当事者52人を対象に道警が聞き取り調査を行ったもの。総数29人、全体の56%をマークしてワースト1となったのは「わきみ運転」で、理由は「カーステレオの操作中」や「助手席の人と雑談」、「道に迷っていた」などといろいろだ。

続く2位は「慢心運転」で、これは居眠りや携帯電話による通話などが理由として挙げられており、人数は10人。3位が追い越し中の車線逸脱や、スリップなどの運転系ミスで、8人となっている。

北海道警察によると、今年に入ってからの道内での交通事故死亡者はすでに500人を突破、うち正面衝突によって死亡したのは137人で、わき見が原因と思われるのは40人とされており、運転中は決して油断しないように呼びかけている。

《石田真一》

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