マツダは9日、フォードと共通化したプラットホームを採用した日本市場向けの派生車を開発するという方針を明らかにした。
同社の発売する新型車については、一部のスポーツタイプを除き、2005年以降に発売する全ての車種においてフォードと車台を共通化する予定だ。新型の『デミオ』など、一部車種はデザインも含めた共同開発となるが、トヨタが『ヴィッツ』シリーズで行っているような派生車を独自に作ることで国内市場のニーズに合わせるという。
扱いとしては「フォードと共同開発したプラットホームを使用した派生車」となるが、今後減少していくことが予想される国内生産について、派生車種を作ることで設備をキープするという狙いもあるようだ。