こちらでも……三菱ギャランにオーナー集団訴訟

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1999年モデルの三菱ギャランに明らかなブレーキの欠陥がある、としてオーナーの代表訴訟が起こされた。訴えられたのは三菱自動車工業アメリカと三菱自動車販売アメリカ。

ニュ−ジャ−ジ−州の上級裁判所に提訴された内容は、ギャランのブレーキに欠陥がありそのためフロントブレーキローターが故障する、というもの。

代表訴訟を起こしたギャランオーナーによると、「購入してからくり返しブレーキの不具合によって修理をする必要があった。この問題はすべてのギャランに共通のものなのに三菱はリコールもせず問題を放置した」ということだ。

代理人である法律事務所(キンメル&シルバーマン)では訴訟に参加したいと思うギャランオーナーにインターネットで情報を公開している。

アメリカではフォードに対しても同様の訴訟が起こされ、多額の賠償支払い命令が出たことが記憶に新しい。三菱は本当にアメリカでもリコ−ル隠しをしていたのか、それとも日本でのリコール隠し報道に対しての便乗訴訟なのか。もし敗訴すれば三菱が巨額の賠償を命じられることだけは間違いない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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