マツダは30日に新型SUV『トリピュート』の発表を行うが、このプレス発表会の会場に一般顧客500名を招待することを明らかにした。
通常、プレス発表はホテルの宴会場を貸し切って行われることが多いが、トリビュートの場合は会場を日本武道館に設定。さらにティーザー戦略の一環として運営している「トリビュートリンク」からの応募者500名を招待してしまうという異例ぶりだ。
これはフォード出身のマーク・フィールズ社長の意向だと言われている。トリビュートリンクの開設も「他のメーカーでこういうことをやって、販売戦略が空回りしたという悪しき前例がある」というマツダの日本人幹部の進言を押し切り、フォード流を貫いた結果だという。
一般顧客に公開されるプレス発表会というのが今後定着するのか、それは30日の成功に掛かっていると言えよう。