今がチャンスとばかりにガソリン価格が急上昇

自動車 社会 社会

石油情報センターは、10月のレギュラーガソリンの全国平均価格は前月に比べて一気に1リットル当たり3円も上がり、105円となった。3円の価格上昇は、イラクがクウェートに進攻した1990年11月の5アップ以来、およそ10年ぶりとなる。47都道府県全てが前月比で値上げとなった。

ガソリン価格が急激に値上がりしているのは、OPEC諸国の原油供給量調整で、原油価格が高騰しているためだ。これまでは、原油価格が高騰して元売り各社が卸価格を引き上げても、競争が激しいことからガソリンスタンドが値上げに踏み切れないでいた。

しかし、ガソリンスタンドが卸価格の引き上げで、内部留保が取り崩され、これ以上価格据え置けなくなっているのに加え、パレスチナとイスラエルの紛争で原油高騰懸念のニュースが多く流れ、消費者に値上げが容認されると判断したためと見られる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集