全日本トラック協会は21日から23日までの3日間、「第32回全国トラックドライバー・コンテスト」を開催する。
コンテストは、交通事故の防止とトラックドライバーに誇りと社会的責務を自覚してもらうため、毎年開催しているもの。筆記試験(法規、構造機能、運転常識)と実技競技(運転技能、整備点検)でトラックドライバー日本一を決める。今回の大会では、実技競技で、前回に引き続いてエコドライブ運転を採り入れ、走行中に省エネに配慮した運転を行なっているかを競う。また、走行路の両側に障害物に見立てたパイロンを置いて道幅を狭くし、そこを走り抜けるあい路走行やスラローム、S字バックなどの課題走行も行う。
コンテストには都道府県の地区予選を勝ち抜いてきた女性24人を含む、195人が参加する。トラックドライバーは運転のプロ。そのプロの集まりの日本一となれば、まさに日本一のドライバーとなる。