輸入車のパーツは高い、ヤナセがその常識を覆す

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輸入車のパーツは高い、ヤナセがその常識を覆す
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ヤナセは10月よりオペル車に使われる補修パーツの価格を全面的に改定し、平均で10.5%の値下げを行うことを明らかにした。

値下げは旧モデルと現行モデルの合計3万2600品目のうち、全体の95%にあたる3万1000品目で行われる。ボディパーツが7〜14%、電装品が5〜23%、ブレーキ関係が3〜15%それぞれ値下げされ、平均は10.5%の値下げとなる。今回の値下げによって、ヤナセでは「国産車のレベルに近づいた」としているが、それが本当なのか編集部でチェックしてみた。

対象としたのは、オペル『ヴィータ』とトヨタ『ヴィッツ』の「エアーエレメント」と「スチールホイール」の部品価格。トヨタに関しては都内のネッツ店を無作為に選び、サービス担当に価格を尋ねている。結果はヤナセが2500円と5700円、トヨタが2200円と7000円(ホイールキャップとタイヤ交換工賃込みで1万円)だった。ヤナセの旧価格はそれぞれ2800円と7500円で、ホイールの値引き感は非常に高い。

今回の値下げは、ヤナセとオペル社の共同政策により実施されるもので、物流関係の改善と、合理化によるコスト削減の成功により可能になったという。

《石田真一》

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